家電製品や自動車、ロボットなどは日々開発が進んでいます。それらは機械、電気、電子、制御といった様々な技術が融合してつくられています。今後さらに技術が発展する中で社会ニーズは高度化していき、それに対応できる機械工学と電気・電子工学の両方の知識や技術を持った人材が求められています。本コースでは様々な工学技術を修得し、新しい価値を生み出す力を育んでいきます。
社会インフラを支える電力システムや電気機器、生活に欠かすことができない情報通信や電子機器に加え、環境・エネルギー問題に対応した電気・電子情報技術を学びます。これらは現代の暮らしに欠かせない技術であると共に、日々進化するものでもあります。その進化に対応し、電力、制御、電気・電子機器、情報といった多彩な分野で活躍できるエキスパートを育てます。
ものづくりには、社会のニーズに応えるために設計・製造の技術向上が常に必要です。本コースでは力学、設計、加工、制御などの知識を学び、必要な設計・製造技術を修得します。また、実習では世界の主要自動車・航空機メーカーが採用する3次元設計ソフト「CATIA®」や最新のデジタル加工機(3Dプリンタやレーザー加工機など)を活用。このような実践的なカリキュラムで、社会ニーズの変化に対応する適応力と改善力を身につけ、日本のものづくりを支えるエンジニアを育てます。
ERCには、CATIA®と連結した5軸加工マシニングセンター、プラスチック射出成形機、CNC旋盤など充実した加工装置があり、開発・製造を支える施設です。
電気電子分野で必須となる電源機器や電圧計、波形観測機器などの測定機を完備。「電気電子基礎実験」などを通じて、学んだ知識を深く理解していきます。
燃料電池で発電して、そのとき発生する熱でお湯を沸かすコジェネレーションシステムの運転条件と電気、熱の発生状況との関係を調べて、最適なシステム構成と運転方法を研究します。
※就職内定率2016年度〜2020年度卒業生の「内定者÷就職希望者」で算出しています。