Topics2024/03/20

【祝】卒業生・本林佐介さんが成績と研究でダブル受賞しました

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令和6年3月16日に学内にて
令和5年度卒業証書・学位記授与式が執り行われました。

本林佐介さんが以下の通り、機械電気工学科内で学業成績1位、全学において卒業研究発表で1位のダブル受賞となりました。本林さんは教職課程も修得していましたので、何事においても努力家です。本人からの受賞コメントを頂きましたので、以下に掲載します。

おめでとう!!


【学長表彰】
■優秀成績賞     :本林 佐介 さん
(学年一位の成績者に送られる賞です。)

■最優秀研究・論文賞 :本林 佐介 さん
(卒業研究発表会で一位、学内合同の研究・論文発表賞で一位に選ばれたことに対する賞です。)



【本林受賞コメント】
この度は,優秀成績賞並びに最優秀研究・論文賞という名誉ある賞を賜り,大変光栄に存じます。これまでご指導いただきました先生方に深く感謝申し上げます。
今回の受賞を経て改めて,私の大学4年間は本当に多くの方々に支えられて成り立ったものであると感じる次第です。コロナ禍で先の見えない学生生活を送る中で,最初にできた友人は社会参画実習1でともに「NBU薬物犯罪対策課」として活動したメンバーでした。この活動を通じて,大学で自分らしく何かに取り組む楽しさを実感し,学生生活を続ける自信が湧いてきました。2年生になると対面で行う授業が徐々に増え,交流の和がさらに広がりました。教職課程の授業も本格的に始まり,学ぶことに対する意識が変革した一年でありました。3年生では専門的な授業に研究ゼミナール,就職活動の開始と忙しない日々が続きました。一方,プライベートで友人と遊びに行くことも増え,大学生らしい生活を送るようになりました。自粛期間を乗り越え,大学生生活を謳歌することのできた1年でした。そして,2023年4月に本格的な研究活動が始まり,最後の1年が幕を開けました。私の研究テーマ「二次電流加熱法による産業用誘導機ステータコアの鉄損低減に関する研究」は今年度から始まったもので,ゼロからのスタートでありました。このテーマは非常に大きな電圧と電流,高い温度を扱うものであり,危険も伴います。また,結果に恵まれず,苦悶した日もありました。そのような中でも,同じ研究室で共に切磋琢磨した友人や,終始適切な助言と丁寧な指導をしてくださった若林大輔准教授の存在があったおかげで,あきらめることなくひたむきに努力を続けることができました。改めて心から感謝の意を表し,ここに厚く御礼申し上げます。また,本研究を進めるにあたり,ご指導いただいた本学特任教授の岡茂八郎教授やベクトル磁気特性技術研究所の榎園正人教授(本学特任教授),機器の利用についてご指導・ご助言いただいた大分県産業科学技術センターの皆様にも感謝申し上げます。
今回の受賞を励みに,4月からは社会人として仕事に誠実に取り組み,社会に貢献できるよう精進してまいります。本当にありがとうございました。


★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆