2024年2月21日に、日本文理大学菅記念講堂にて令和五年度卒業研究・論文合同発表会が開催されました。
機械電気工学科代表として
本林佐介君(大分県立日出総合高校出身)が発表を行いました。
研究テーマは「二次電流加熱法による産業用誘導機ステータコアの鉄損低減に関する研究」で、15分発表、5分質疑・講評です。
いつも通り、スライドを指し示しながらゆっくりと丁寧に話していました。この1年、数多くの発表本番(九州支部大会・マグネティックス研究会・卒研中間発表・卒研最終発表等)と練習をこなしてきました。成長の成果が、気持ちに余裕のある発表として表れていました。
また、手元のパソコンや紙のカンペ(用意もしていませんが)等を一切見ることなく、発表していた点も審査委員の先生方に高く評価されました。コロナ禍でオンライン発表が浸透した結果、コロナ後の対面の学会でもPPTの発表者ツールのカンペを読んでいる学生も見られます。研究室では、発表スクリーンを見ながら発表できるスライド作り、発表スタイルを指導してきました。その成果が見られた場面でもありました。
発表では時間の関係で実験に成功した結果しか載せていませんが、失敗の繰り返しと予備実験の連続でした。研究室として焼鈍の研究は初で、その方法や実験装置の製作も試行錯誤して今に至ります。また大学内でできないことは大分県産業科学技術センターで実験していますが、このテーマの重要部分は日本文理大学にあります。
発表では触れていない部分も審査委員の先生方も感じられたようで、専門外のテーマでも分かりやすい発表だったと褒めて頂きました。
無事に発表が終わり、審査結果を待つだけです。
研究室の4年生も全員会場でその様子を見守っていました。
審査の結果・・・
若林研究室の本林佐介君が最優秀賞に選ばれました。
本林佐介君、おめでとう!!!
機械電気工学科としては5年ぶりの最優秀賞を輩出、若林研究室としては初めての輩出となります。
学部4年間、卒業研究1年間の締めくくりとして、大きな成果を勝ち取ってくれました。
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★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆