Topics2023/09/07

【若林研究室】学生による学会発表(第76回電気・情報関係学会九州支部連合大会)@崇城大学

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令和5年9月7日から8日の期間、崇城大学(熊本市)にて国内学会「2023年(第76回)電気・情報関係学会九州支部連合大会」が開催されました。
本学会は、電気や情報関係の複数の学会が主催しており、九州内の大学や企業の研究者が参加する大規模な学会です。また4年ぶりの対面開催となりました。


若林研究室では、本学会への参加と学生による発表を一つの目標として掲げており、卒研生は配属された4月から研究活動を進めてきました。
2017年から毎年継続し、この間にCOVID-19の世界的感染拡大の時期がありましたがオンライン学会となり、コロナ禍であっても変わらず研究活動を行い、学生による学会発表を行ってきました。
今年はコロナ禍が収束し、対面にて学会が開催され、熊本市内にある崇城大学に学生を連れていきました。

若林研究室の学部4年生6名と学部3年生1名、計7名が本学会で発表を行うことができました。
学生による研究発表は今回を含め7年連続となります。


一人の講演時間は12分で、発表時間8分、質疑応答時間4分となっています。
早めに会場入りし、パソコン接続確認とマイクの確認を終え、会場にいる先生方に挨拶を済ませておきます。対面の良さを改めて感じる瞬間です。

一般講演のセッション「マグネティックス」では、九州大学や九州工業大学、長崎大学など名高る国立大学からの発表が行われる中、本学学生7名が堂々と発表を行い、質疑応答では学生自らが積極的に対応し、質問に応えました。全て学生自身が実験や資料作りを行っているためです。



4月から卒業研究活動を開始し、約半年で学会発表を行うためには毎日の研究の積み重ねと指導教員との密な連携が重要です。
今回学会で発表するにあたり、学生らはきついこともあったと思いますが研究発表を終えて、行ってよかったと心から思えるようになっていましたし、大きく成長できたと思います。


今回で7年連続の学生による研究発表を実現しました。また4年生だけでなく学部3年生までも発表をやり遂げました。彼は昨年も行っているため今回が2回目です。来年もあるので、今後の成長が大きく期待できます。
学会本番が近づくにつれ、教員・学生も緊張感をもって計画的に研究・発表練習を行ってきました。誰一人脱落させることなく、また学生自身も最後まで再実験したり、厳しい指摘に対して何度も発表スライドを手直ししたりと、それが当たり前な空気が出来ていました。最初は研究室に来ることだけでも褒められる所から始まり、徐々に徐々にやること、やれることを増やしていき、そこから半年で大きく成長でき今回に繋がっています。

本学着任後も引き続いて学会活動、研究活動を行ってきたことが今回の学生による学会発表に繋がっています。若林研究室では、このような場も教育研究に欠かせないものと信じ、今後も活動を行っていきます。


若林研究室の活動にご理解とご支援を頂いております、関係者のみなさまにこの場をお借りしまして、ご報告と感謝を申し上げます。


★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆