Topics2022/01/29

【若林研究室】学会発表(電気学会マグネティックス研究会)

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若林研究室ではモータ等の電磁力応用機器に関する研究開発を行っています。2021年度も終わりを迎えますがこの1年の研究成果を以下の学会にて発表を行いました。



令和4年1月28日-29日の2日間、オンラインにて国内学会「電気学会マグネティックス研究会」が開催されました。

本学より以下の発表が行われました。詳細はプログラムを見てください。

MAG-22-012
講演者:岡茂八郎 特任教授(日本文理大学工学部機械電気工学科)
題目 :「ゲート信号発生器を用いたPWMインバータ励磁磁気特性評価装置による電磁鋼板の鉄損評価」


MAG-22-026
講演者:榎園正人 特任教授(日本文理大学工学部機械電気工学科)
題目 :「超極薄電磁鋼帯を活用した「巻き積層鉄心」からなるデュアルアキシャルギャップ型高速誘導モータの開発」


MAG-22-027
講演者:若林大輔 准教授(日本文理大学工学部機械電気工学科)
題目 :「極薄電磁鋼板製巻積層鉄心の磁気特性評価」



本学会(研究会)は、電気学会A(基礎・材料・共通)部門のマグネティックス技術委員会が主催しており今回のテーマは「電力用磁性材料、磁気応用一般」です。


本来であれば本学の研修施設である湯布院研修所でハイブリッド開催を計画していましたが、大分県もまん延防止等措置となりましたのでZOOMによる完全オンライン開催となりました。
講演時間は20分、質疑応答時間は4分で国内の大学から計16件の発表がありました。中には学部4年生の発表もありました。

今回は当研究室から学生の発表はありませんでしたが、私が発表(MAG-22-027)した内容は研究室の学部4年生:梶野君が1年かけて行ってくれた内容で、発表直前まで追加の図の作成などを手伝ってくれました。
本当は学生から発表してもらいたかったですが、この時期は卒業研究終盤であることから教員の私が発表しました。

私の発表は2日目の土曜日でしたが、研究室の学生らは家からでも参加できるにも関わらず大学に登校し研究室で発表している私の近くで聴講していました。そのような態度を取れる学生が近くに多くいることを最近とても幸せだと感じています。


発表内容は、新しいモータの鉄心材料の評価からそのインバータ駆動、モータそのものの評価について報告しました。質疑応答が非常に活発なのが研究会ならではです。


電気や磁気、モータ等に興味がある学生・生徒の皆さん、ぜひ2022年度のオープンキャンパスに参加して実際の話や現物を見てください。お待ちしています。


★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆