【予告】
10/13 14 に開催される一木祭に於いて、機械電気工学科(稲川研究室)の技術出展の一つに「16番 鉄道模型」があります。
「鉄道模型」は実際の鉄道を「忠実に縮小」して再現した「精密な動く模型」です。レールは金属製で、直流電圧を給電し、車両は車輪を経由して電力を得る事によりモータを回し、実際に動きます。模型線路を走行する鉄道車両の音はまさに本物です。
今回は市販の製品車両に加えて、学生達が自分たちの手で、「手作り」で作りあげようとしている途中の車両も展示予定です。
【レイアウト】
会議室を使って周囲長約12mサイズの「16番」三段高架橋 6車線を設置する予定です。
■高架橋
①研究室学生が3D-CADを使って設計
②そのデータをベクタデータへ変換してレーザー加工機へ転送
③厚さ5mmのMDFパネルをレーザー切断
④切断したパネル片を「嵌め合い」により「嵌合」します
嵌合は「絞まり嵌め」という方法によります
ボンドは一滴も使用しません
⑤これを30セット製作しました
⑥約4m×4mのテーブルの上に敷設して三段高架橋が完成します。
(HOゲージ鉄道模型では世界初?!)
【路面電車】
・佐野公園に保存展示されている大分の路面電車を測量用レーザー
スキャナで測量し、3Dデータにして.....
引き続き工作中.......
【手作りマスコン(マスター・コントローラ)】
・学生がマイクロコンピュータを使ってなんと! マスコンを作ってしまいました! しかも彼らは機械電気工学科に所属する1年生です。1年前期の講義(ロボットプロジェクト入門1)で今年から新規導入されたマイクロコンピュータの技術を応用し、PWM制御を活かした6chマスコンを設計、電子回路を組む事で、6車線の車両を同時独立制御可能となります。
・引き続き進化中です. 追記→なんと鉄道ゲーム機用の「マスターコントローラ!」を入手し、マイクロコンピュータを組み込んで信号をとり、これを使って。。。!? 引き続き工事中。
【お知らせ 呼びかけ】
近隣にお住まいの方で、もし16番の車両や機関車などをお持ちの方がおられましたら、御持参および動かして頂く事ができければ幸いです。問い合わせ先稲川研究室inagawanh@nbu.ac.jp
※16番: 線路幅16.5mmの鉄道模型。Nゲージ(9mmよりも大きいサイズ)
※16番の車両を御持参される方へ
御自分の車両は混在防止のためテープなどで目印をつけて頂きますよう
お願い致します。また、破損などの責任は負えません事を御了承下さい。
※見学者の方へ
見学者多数の場合は整理券を発行し、見学時間制限をする場合があります。
手作りで精密な模型や市販の精密模型が動展示されます。小学生以下の
お子様単独での見学はお控え頂きます様、お願い致します。
また、静かに見学して頂きますようお願いいたします
記述 機械電気工学科稲川