Topics2018/07/05

明和電機 ナンセンスマシーン展 in 大分      設営協力

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7/7より大分市美術館にて 「明和電機 ナンセンスマシーン展 in 大分」が開催されます。

この展示の開催に際し、大分市美術館様より本学産学連携センター経由で稲川研究室へ設営協力の話を頂きました。

展示品の多くは電機・機械の要素技術が多数組み合わされたユニークな電機機器であるため、とても良い「現場・現物」の実学教育に繋がる事から、これは素晴らしい機会だという事で研究室関連学生の有志5名がボランティアで本展示の技術設営協力を行いました。

これだけ世界的にも注目されている芸術と技術が融合された公的技術展示会の設営に携われる機会は希少で、しかも美術館のバックヤードで展示物の組み立てなどを通じて、まさに「メカトロニクス」の知見を深める事ができました。最初は初めて手に取る展示物の構造がわからず困っていましたが社員さんに丁寧に教えて貰ううちに次々にメンバー全員が展示物を組み立てられるようになっていました。

技術展示会で学べる学術要素は沢山あり、見るだけでは下の②だけですが、
 ①会期前の設営
 ②会期中の展示物の見学
 ③会期後の撤収
①~③の全てに携わる事ができれば、座学では決して得られない技術洞察力や知見を広く深く得る事ができます。もちろん、手伝ってくれた機械電機の学生有志は見学と撤収までの意気込みです。

展示物の全ては徹底した「手作り」であり、私達に必要な「ものづくり」の本質は、本当に素晴らしいものであると感じ取ることができました。気がついたら引率の私もいつのまにか展示物を組み立てていました。。

機械電気工学科では、今薄れつつある「ものづくりの本質である手作りの良さ」を大切にし、普段の講義だけではできないこうした活動は、課外活動としてでも学生と一緒になって取り組む努力を積み重ねています。
また、私自身、学生と一緒になって汗をかいて「本物のものづくり」に取り組む姿勢こそ最も大切だと信じていますので、学生の皆さんにはこういう背中も見てくれると嬉しいですね。

私達の学科は「機械電気」工学科ですから、明和電機 機械電機!? と連想してしまいますね。展示会の成功を祈念しています。皆さん見学に行きましょう!
また、当研究室の研究技術についても興味を頂いており、期間中に協働展示のお話も頂いております。乞うご期待。

記述 機械電気工学科稲川

※7/22のオープンキャンパスでは、この設営をサポートした先鋭メンバーが当研究室の技術展示をしてくれます。是非おいで下さい!