Topics2024/02/16

【若林研究室】令和5年度卒業研究最終発表会

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2024年2月16日、機械電気工学科の令和5年度卒業研究最終発表会を開催しました。

今年の4年生は人数が多い関係で、電気系研究室と機械系研究室の2会場同時に開催しました。若林研は電気系会場のトップバッターでした。この1年を有意義に活動してきたため、直前に実験や資料作成、発表練習を徹夜で行うことなく、万全な体制体調で当日を迎え、無事6名の発表を終えました。

①田村優汰君(福岡県立小倉西高校出身)
「磁選機モデルが作る空間の高磁束密度化及び鉄心軽量化に関する研究」

②松井瑠星(大分県立大分工業高校出身)
「無方向性電磁鋼板製簡易変圧器鉄心の局所ベクトル磁気特性分布測定に関する研究」

③中村紀仁君(宮崎県立小林秀峰高校出身)
「ベクトル磁気特性制御技術を用いた三相変圧器モデル鉄心に生じる回転鉄損の低減化検証」

④村田晟和君(学校法人山口高川学園・高川学園高校出身)
「ベクトル磁気特性制御技術を用いた方向性電磁鋼板製モータ分割鉄心の鉄損低減検証」

⑤柳田光輝君(宮崎県立延岡高校出身)
「方向性電磁鋼板の動的磁区観察のための励磁・撮影周期同期法の提案」

⑥本林佐介君(大分県立日出総合高校出身)
「二次電流加熱法による産業用誘導機ステータコアの鉄損低減に関する研究」



2会場の発表を終え、優秀発表学科代表の候補者を各会場から3名計6名選びます。電気系会場からは3名の内、若林研究室から柳田光輝君と本林佐介君が選ばれました。最後は1会場で学科全員が見守る中、6名の最終発表を行い、この6名の中から学科代表を選びます。

学科教員の投票により、本林佐介君が6票を獲得し、学科代表となりました。また柳田光輝君は3票を獲得しました。



学科代表に選ばれた本林君にはまだまだ頑張ってもらいます。2月21日(水)に学内合同の卒研発表会で15分の発表を行います。

本林佐介君(大分県立日出総合高校出身)
「二次電流加熱法による産業用誘導機ステータコアの鉄損低減に関する研究」

2015年に若林研究室が設立してから8年目となる昨年度は内山君(2022年度卒業生)が研究室初の学科代表に選ばれました。よって本林君は研究室で2人目の学科代表です。また2年連続となりました。

本林君はこの1年、実質2つの研究テーマを同時に行っていました。
・電気炉による焼鈍及び磁気特性、形状、残留応力評価
・二次電流加熱法による焼鈍及び磁気特性評価

上記の研究成果を今年度開催の学会に2度発表を行っています。
昨年9月には「2023年度(第76回)電気・情報関係学会九州支部連合大会」@崇城大学(熊本)
昨年11月には「電気学会マグネティックス研究会」@石垣島(沖縄)
で研究発表を行っていますので、発表内容は十分にあります。

しかし学科以外の電気専門ではない先生方も理解できる工夫が必要です。

残りの準備期間が短いですが、昨年度の内山君の発表資料も参考にしながら、発表資料を再構築します。

最後に、この1年を共に活動してきた研究室4年生から激励を受けました。

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★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆