Topics2024/02/15

【電気自動車PJ】2024年CQEVミニカート・レース九州大会出場

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2024年2月15日、大分県竹田市にあるサーキット場、SPA直入にてCQ出版主催「2024年CQEVミニカート・レース九州大会」が開催され、機械電気工学科内の課外活動「電気自動車プロジェクト」のチームが出場しました。


今年度の目標の一つが「CQEVミニカート・レース九州大会」出場です。本大会出場を目指すグループメンバーは3年生の飯川晋作君と2年生の米良弘樹君です。2021年から開始した本プロジェクトですが、初めて外部での活動となります。レース大会ですが、初出場且つコース場内での実走ですので、ライバルと競う事より、自身の車体の限界を知り完走させることが今回の目標になります。

レースは30分間の周回数を競います。九州大会としては2回目の開催で、九州内外の13チームが出場します。


【当時の記録】
9:30 大学出発
大会会場に向け、大学のハイエースに車両を積み込み、出発準備完了。電気自動車プロジェクト学生メンバー全員で参加します。航空宇宙工学科の田原先生にお見送りをして頂きました。

11:00 到着
SPA直入に到着。会場周辺は快晴!!レース日和です。車両の自己点検中です。

12:00 受付
車両の自己点検、事務局による点検、レーサーの体重計測の結果、車検に合格しました。レーサーの体重は55kg以上が必要で、今回55.7kgと丁度良い値となりました。大会説明の後、スタートライン位置のくじ引き。ゼッケン13の当チームは最後にくじを引き、12番目の位置からのスタートになりました。
レーサー飯川君の服装は、清水良教授(機械電気工学科、本プロジェクトのメンバー、某自動車メーカー出身)からお借りしたレーシングスーツです。
13時から1時間の試走を行い、コースに耐えられるのかを検証します。

13:00 試走
1時間、SPA直入のコースを試験走行します。予め決めておいた、モータの巻き数と鉄心、スプロケット、走行速度等で試験走行を行いました。コースは全長1,430m、最大8.5%勾配の上りがあります。この勾配を登り切れるのか、30分走り切れるのか、最も緊張した場面でした。なんとか登れ、レース参加に耐えられることが分かり一安心。本番に向け最終調整を行います。

14:00 コーススタンバイ
試験走行の後、本番用バッテリーに交換、タイヤの状態・空気圧チェック等車体の最終調整を行います。14:15~本番スタートです。12番の位置にスタンバイし、開始のフラッグを待ちます。

14:15~ レース開始
14:15、大会が開始され13台のカートがゆっくり走りだしました。30分間の周回数と順位を競います。バッテリー容量等の制約から30分の間にモータをON/OFFと繰り返し、最後まで走り切れるかが重要で、初参加の当チームはライバルと競うより、事前練習で設定した走行条件を守り30分走らせることを意識しました。コースの半分は坂道で、ここではスロットルをフルに、直線コースの緩やかな坂道で何もしなくても30km/hは出るようです。結果は如何に。

14:45 レース終了
14:45、開始から30分が経ちレースが終了しました。目標の30分を完走しましたが、まだまだ余力があったようでした。正確な結果については大会からの公式発表を待ちたいと思います。来年の次回大会に向け、上位チームの学生に声をかけてどういう工夫をしているのか等、カートを見せてもらい学生同士の交流を行っていました。

15:30 大会終了
大会に出場した全チームメンバーで集合写真を撮りました。大分県での開催でしたが、大分県内のチームは日本文理大学だけです。大分県外から皆さんお越し頂いています。大会を運営して頂いたCQ出版と福岡工業大学の皆様に感謝申し上げます。皆さま、お疲れさまでした。

18:30 懇親会
大会が終了し、18:30から湯布院にある福岡工業大学セミナーハウスにて懇親会を開催しました。運転手の教職員と未成年の1年生以外は他大学の学生らとお酒を酌み交わし交流を深めていました。次回は2025年の同時期に開催予定です。学生らの熱は更に高まり、車体の改良を続け、次回大会は上位を目指します。


結果は13チーム中8位となりました。今回のレースで現状のカートのコンディションでSPA直入を完走させることが可能ということが分かりました。大きな収穫です。来年に向けた課題と目標が明確化し、学生らの熱が更に高まりました。


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★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆