2年生専門科目に「電磁気学2」があり、電気磁気現象の基礎をこの科目で学びます。
15回ある講義の終盤で、榎園正人特任教授をお招きし特別講義を開催しました。
榎園先生は私の大学時代の恩師の先生で、大分大学名誉教授、日本文理大学特任教授、ドイツ・アーヘン工科大学客員教授であられます。
大分大学ではベクトル磁気特性理論を提唱し、大分県で磁気の拠点を創出されました。現在も現役で研究を続けられ、私もご一緒させて頂いています。
今年のテーマは「次世代の新しいモータの開発に向けて」です。
電磁気学の応用の話にはなりますが、長年にわたり研究開発をされたこれまでの話から、現在進行形、未来のこれからについて、貴重なお話をして頂きました。
また近年の日本では不正や不祥事といったニュースが多く発生しています。これらは今始まったわけではなく、数十年前から行われてきたことが今明らかになっていることです。
私が大学生時代に榎園先生がいつも仰っていた言葉があります。「計測することは知ることである。」
今まさに重要で再認識する言葉ではないでしょうか。計測せずにデータを作ってしまう。簡単なことですが絶対に行ってはならないことです。
研究者技術者となるであろう学生らに向けて、昔と同様にお話をしてくださいました。
榎園先生、ありがとうございました。
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★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆