Topics2022/11/17

【若林研究室】研究ゼミナール活動(フリフリライト製作発表)の紹介

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3年生は後期に各研究室に配属され、「研究ゼミナール」を行っています。
若林研究室の活動の一つを紹介します。

若林研究室では電気磁気分野を取り扱うため、卒業研究に繋がる導入的な内容を行っています。具体的には、磁気現象や磁気計測、これに必要なMATLABプログラミング、測定及びデータ分析、電磁界解析、論文作成・発表を行います。

また自分たちで考えて実行する要素も取り入れています。
その一つが、フリフリライトの自作です。
電磁誘導の法則よりコイル中に磁石を素早く移動させるとコイルに電圧が発生します。これにLEDを接続して光らせるものです。原理は簡単で、身近にあるもので製作可能です。

コロナ禍が明けた後のことを見据え、子供イベントに活用できるようにいかに安く作れるかという制約を設けています。昨年から実施していることですが、コイルを巻くといっても何回巻くのか等、理論式から考える必要があります。この過程で、オシロスコープで発生する電圧を観測し目的通りの電圧が発生しているかも確認することで、完成に近づきます。
また3DCAD(Solid works)や3Dプリンタも使用し、コイルを隠すフレームも自作します。およそ2週間で完成でき、最後にこの内容をパワーポイントにまとめ各班で発表・質疑応答を行います。


このような活動を繰り返し、仲間同士の絆を深めつつ、知識や行動力、発表力を高め、卒業研究に向けた土台を構築してもらいます。


★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆