Topics2020/09/26

【若林研究室】学生による学会発表(第73回電気・情報関係学会九州支部連合大会)

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令和2年9月26日から27日の期間、オンラインにて国内学会「2020年(第73回)電気・情報関係学会九州支部連合大会」が開催されました。
本学会は、電気や情報関係の複数の学会が主催しており、九州内の大学や企業の研究者が参加する大規模な学会です。


若林研究室では、本学会への参加と学生による発表を一つの目標として掲げており、卒研生は配属された4月から研究活動を進めてきました。
今年は新型コロナウイルス感染症COVID-19の世界規模の広がりにより開催が危ぶまれましたが、遠隔ソフトの普及によりこの度、ZOOMを使用したオンライン開催となりました。
また、大学では遠隔講義がメインとなり大学内への立ち入りが制限されていました。4年生は就職活動もあり、就活指導や個別指導は制限なく行われており、卒業研究も3密を避け体温測定などを行いながら個別に行ってきました。

学生らの理解もあり、今年はそのような状況にあっても若林研究室の学部4年生4名と大学院2年生1名が本学会で発表を行うことができました。
学生による研究発表は今回を含め4年連続となります。


当初は九州産業大学で行われる予定でしたがオンライン開催となったため大学研究室内のパソコンから発表に挑みました。
一般講演のセッション「マグネティックス」では、九州大学や九州工業大学、長崎大学など名高る国立大学からの発表が行われる中、本学学生5名が堂々と発表を行い、質疑応答では学生自らが積極的に対応し、質問に応えました。
一人の講演時間は12分で、発表時間8分、質疑応答時間4分となっています。
ZOOMによるオンライン発表は初めてであったため、何度も事前の通信確認、操作確認、イヤホンマイクの使用確認、発表の流れを学生らと共に行い、発表当日は若干の問題はあったものの大きなトラブルはなく無事に発表を終えました。



発表後はいっきに疲れが出てやり終えた表情が記念写真の表情からもわかります。
発表後は他大学の学生の発表も聴講し、今後の研究活動や卒業後の事も含め、良い刺激となったようです。
ただ休憩時間や昼食時に他大学の先生とお話ができないのがオンライン開催の欠点だと思います


学会発表を行うためには毎日の研究の積み重ねと指導教員との密な連携が重要です。
学会で発表するにあたり、きついこともあったと思いますが研究発表を終えて、行ってよかったと心から思えるようになっていましたし、大きく成長できたと思います。


今回で4年連続の学生による研究発表を実現しました。本学着任後も引き続いて学会活動、研究活動を行ってきたことが今回の学生による学会発表に繋がっています。若林研究室では、このような場も教育研究に欠かせないものと信じ、今後も活動を行っていきます。


若林研究室の活動にご理解とご支援を頂いております、関係者のみなさまにこの場をお借りしまして、ご報告と感謝を申し上げます。


~各学生発表編~に続きます。


★★機械電気工学科 准教授 若林大輔☆☆