工学部1年生向け共通授業の「ロボットプロジェクト入門２」では、ロボット技術だけではなく様々な工学技術について興味を持って学べるような話題が沢山あります。

今日は、ERC（エンジニアリングリサーチセンター）にあるNC工作機械のメンテナンスの見学を行いました。機械電気工学科だけでなく航空宇宙工学科や情報メディア学科の学生も一緒に見学しましたので、学生皆さんの視点でレポートします！

工作機械の配電盤の中は皆初めて見ましたが、リレーやシーケンス回路など膨大な数の配線が組み込まれていました。メンテナンスでは、専門の技術者が手際よくインターフェイス端子の電圧確認を行っており、見学するだけでも大変な勉強になりました。

機械電気工学科2年生の授業では「機械加工実習」があり、シーケンス回路実習もあることから授業の内容は色々なところで繋がっています。これからドローンに興味を持って製作の部門に関わる人や、電気工事士の資格を取って電気工事の分野に進む人も含めて関連が深いことが改めて分かります。

機械電気工学科では未来創造コースやものづくり設計エンジニアコースなど、座学だけでは得られないこうした体験も授業に積極的に取り入れており、大学レベルの活きたエンジニア育成を目指しています。皆さんもあらゆることに興味を持って知見を深めましょう。

機械電気工学科稲川