Topics2017/07/12

【若林研究室】国際学会JAPMED'10 in TURKEYにて研究発表を行いました。

  • d1
  • d1
  • d1
  • d1
  • d1

 平成29年7月4日から8日の期間、トルコ・イズミールで開催された国際学会「The Tenth Japanese-Mediterranean Workshop on Applied Electromagnetic Engineering for Magnetic, Superconducting, Multifunctional and Nanomaterials (JAPMED’10)」 に榎園正人特任教授と共に出席し、研究成果発表を行いました。

★講演題目:「Reduction of Two-dimensional Magnetostriction and Iron Loss of Grain-oriented Electrical Steel Sheet depend on Vector Magnetic Characteristic Control」

★内容:変圧器鉄心に使用される既存の方向性電磁鋼板にレーザーを用いた二次処理によって損失の原因である「鉄損」と振動の原因である「磁気ひずみ」を低減した効果についての実験結果の報告

 本学会は日本と地中海地域の研究者で設立された学会であり、今回で10回目を迎えました。しかし、開催地のトルコがシリアに接していることもあって日本からの出席者は少なくなってしまったようです。逆に、海外の研究者、日本からの出席者とより深く親睦を深めることができたと感じています。トルコのイズミール地方はエーゲ海に面した観光地で、行く先々でトルコの人々から素敵な笑顔を頂き、危険に感じることは全くありませんでした。学会では主催者のイズミール工科大学Prof.Demirらが様々な催しを企画し、私たちを迎え入れて頂いたお陰で、非常に参加した意義のある海外出張となりました。また、久しぶりの国際学会参加で、英語での研究発表であったため、良い刺激を頂きました。

★機械電気工学科 助教 若林大輔☆