Topics2016/09/01

卒業研究の様子【川崎研究室】

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 現在,大学は夏季休業中ではありますが,本研究室の卒業研究生は実験を進めております。12月に開催されるある学会で学生数名が研究発表することを目的としております。すでに実験には慣れ,様々な条件における実験をすぐに実行することができるようになりました。

 実験内容を簡単に説明すると,プラズマをターゲットに照射したときに,どのような物質がどのような範囲に供給されるのかを調べています。特に,左の写真では人体組織模倣体をそれが通り抜けるのかどうかを細かく調べている様子です。6/1と6/20にアップした情報にも記載されているように,誰も知らないことを調べ明らかにしようとしています。

 学生らは実験の役割を自分らで決め,計画を立てて実験を進めております。実験もより正確にかつ効率良く進めるよう工夫もしているようです。私が教えられることも多くあります。実験後には,様々な方向から結果を検討・議論し,次の詳細な実験計画を立てるようにしています。

 今日は予想外の興味深い実験結果が得られ興奮したのですが(私だけかもしれませんが),それは実験方法に問題があったことが原因であることがわかりました。しかしながら,日々の実験で少しずつ未知なる電気化学現象を解明しつつあります。

 9/24(土)はオープンキャンパスが開催されます。その時に実験の一部をお見せすることができます。興味がある方は是非お越しください。

川崎敏之