Topics2018/07/17

3D-CAD/CAM講義の紹介

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機械電気工学科3年前期の授業に3D-CAD/CAMがあります。
この講義は、今年度新しく学科で整備した教室を使用し、3D-CADによる設計だけではなく、設計からCAD/CAMによる機械加工までの一連の過程を学ぶ事が出来ます。

今回は講義の一環で外部ゲストスピーカが来訪され、「今自分たちが学んでいることは社会のどういう所と繋がっているか」を知るために当学科非常勤講師宮本和哉先生(Autodeskアカデミックパートナー 宮本機器開発)の御紹介で、業務でFusion 360™を活用されている次の方々より御講演を頂きました。

・福岡県八女市「独楽工房隈本木工所」(こま こうぼう)
・福岡県工業技術センターインテリア研究所

講演の趣意は「実際のものづくりの現場とCAD/CAMの活用事例を知って貰う事」であり、概要は次の通りです。

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実際にFusion 360™を使用して製品開発および製造の過程について紹介するもので、独楽工房は汎用性の高いFusion 360™による商品開発を始めた。これは、これまで人間工学に基づく有機的形状ができなかった事に寄ります。従来の木工加工はそれで良かったが、「高付加価値」の商品を造る事や業務効率化の為にはどうしても新しい概念が必要であった。今回、その道具としてFusion 360™を活用する事で効率が上がり、良い製品開発に繋がった。
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受講学生からは、
「講演を聞いてみて、自分達が今学んでいることは社会にでて直ぐに役立つことを学んでいることが分かり、これからもっと講義以外でもFusion 360™を活用したい」という意見が出ていました。

記述 機械電気工学科稲川