Topics2018/05/28

3年生対象の産学協働講座             「CAD/CAM」スタート!

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 これは3Dで製品設計と製造をつなぐ技術を学ぶ授業で、設計技能だけではなく、製造へつながる基本理念も学びます。

 昨今、産業界では高度化・情報化が進み、製品製造工程において積極的にCAD/CAM(設計・生産を一貫して行う技法)が取り入れられており、本学科も時代のニーズに合わせ、ものづくりの現場で普及している最新の3D-CADである“Fusion 360™”を取り入れ、“NC加工機”と連動させることで設計から一貫した機械加工を体験できるようになりました。

 CAD/CAMシステムは、従来、熟練職人によって蓄積されてきた高い設計加工ノウハウを継承しながら、一定品質で大量生産できる技術であり、時間や労力の大幅削減となるため、導入する企業が増えています。

 身近な例では、自動車のホイル等の形状からエンジンの複雑な部品に至るまで、PC上で設計し、工作機械と連動させることで製品が一貫して機械加工され、生産される仕組みです。

 将来はこれらの技術を活用することで、美容整形や医療にも応用できる可能性があり、これから設計・製造を志す学生にとっては「将来の夢」に繋がる本格的体験が出来るものと考えています。

 機械電気工学科では、円滑にCADができる専用PC30台、超高輝度プロジェクタおよび高精度汎用NC工作機械を導入し、Autodeskアカデミックパートナーである宮本機器開発(株)の宮本和哉氏を非常勤講師としてお迎えし、新体制でより高度な教育を始めています。       (記述:機械電気工学科 稲川)