Topics2017/05/27

【川崎研究室】受賞報告(研究成果)

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川崎研究室では学生らとともに得た研究成果を論文として発表しております。また本研究室独自の手法(活性酸素の二次元分布を簡易的に可視化する方法)を用いて,九州大学や大阪大学とも共同研究を進めております。今回その研究成果が優秀と認められ,次のように名誉ある賞を受賞することができました。

受賞名:第37号大阪大学接合科学共同利用・共同研究賞
受賞日:平成28年9月26日
研究課題名:新規接合プロセスを目指した大気圧非平衡プラズマジェットの特性評価に関する研究
受賞対象論文
①T. Kawasaki, A. Sato, S. Kusumegi, A Kudo, T. Sakanoshita, T Tsurumaru, G. Uchida, K. Koga, and M. Shiratani
Applied Physics Express, Vol. 9 (2016) 076202
②T. Kawasaki, S. Kusumegi, A. Kudo, T. Sakanoshita, T. Tsurumaru, A. Sato, G. Uchida, K. Koga, and M. Shiratani
Journal of Applied Physics, Vol. 119 (2016) 173301
③A. Nakajima, G. Uchida, T Kawasaki, K. Koga, T. Sarinont, T. Amano, K. Takenaka, M. Shiratani and Y. Setsuhara
Journal of Applied Physics, Vol. 118 (2015) 043301

 今回,その受賞講演が平成29年5月24日(水)に開催された「第14回大阪大学接合科学研究所の第14回産学連携シンポジウム」の中で行われました。このシンポジウムには約150名の参加者があり,本研究成果を広く公表することができました。詳細な説明はここでは省略しますが,オリジナルな手法とアイデアで今まで明らかでなかったプラズマ現象を解明したことが受賞対象となった研究内容です。発表後には多くの大学,企業から質問がありました。

 今回受賞した研究成果は本研究室の卒研生,卒業生の貢献が極めて大きく,今後も学生らとともに未解明現象を明らかにしていきたいと思っております。オープンキャンパス(6/24, 7/23, 8/5, 8/20, 9/23)では学生らが実演しながら実験の内容を説明いたします。ぜひお越しください。

機械電気工学科 川崎