Topics2017/03/17

【若林研究室】電気学会全国大会にて若林助教が研究成果発表を行いました。

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平成29年3月15日から17日の期間、富山県富山市(富山大学五福キャンパス)にて開催された電気学会主催の平成29年電気学会全国大会に若林助教が参加し、研究成果発表を行いました。


シンポジウム
「電力用電磁機器の高効率化に向けた磁性材料とその特性評価・活用技術」
日時:3月17日
講演題目:非標準条件下磁気特性(二次元磁気特性)
著者:若林大輔、榎園正人


モーターや変圧器などの電気機器の内部にある鉄心材料には、主に電磁鋼板が使用されています。ドローンや電気自動車などの登場によりモーターの高性能化がこれまで以上に求められています。高性能なモーターを開発するには、電磁鋼板の詳細な磁気特性の把握とその特性を活用した設計開発製造技術の確立が必須になります。

そのような中、今回、関連する研究発表をシンポジウム形式としてまとめられ、電気学会の中でも重要なセッションとして取り扱われています。

私の講演は、電磁鋼板の詳細な磁気特性測定法とその活用法について発表を行いました。



また、一般講演セッションの座長も務めました。
大学教員の仕事として学会運営も重要な仕事の一つです。



さらに、電気学会電力用磁性材料の高度活用技術調査専門委員会(委員長:岐阜大学 柳瀬教授)の委員に就任しているため、同時期に開催された委員会にも出席し、最新の技術動向について情報共有をしました。



このように、学会は自身の研究成果発表を行う場でもありますが、大学教員間、企業研究者間とのつながりをもてる重要な場でもあります。


今回、多くの企業研究者とお話ができました。自身の研究成果が求められていることを強く認識でき、今後の学生による学会発表への期待、大学院進学について考えさせられました。


話は変わりますが
富山県は食べ物が豊富で、ホタルイカ、白エビ、氷見牛、氷見うどんが特に美味しく、また来たいと思えるような場所でした。

【謝辞】
本研究の一部は、JSPS科研費15K18025(若手研究(B))の助成を受けて行われました。


★機械電気工学科 助教 若林大輔☆