2017年3月8日に日本文理大学附属高等学校の2年生が大学見学に来てくれました。
機械電気工学科では若林助教による「高性能モータ開発エンジニア体験」と題した50分の模擬講義を行いました。
自動車の駆動源が内燃機関であるエンジンから電気エネルギーで回るモーターに移行しつつある現在、より高性能なモーター開発が求められています。
若林研究室ではモーターなどの電気機器の低損失・高効率・低騒音化を目指し、様々な研究機関と連携、外部資金を獲得しながら研究開発を行っています。
研究を行う社会的背景から研究内容、そしてモーターが回る原理について解説し、実際に簡単構造なモーターを各学生に作ってもらい、回してもらいました。
モーターの回る原理は「フレミングの左手の法則」で説明されますが、その法則を実際に体験できる内容です。
若林研究室の学生にも手伝ってもらい、モーターがよく回るにはどうしたらよいかと各学生に試行錯誤してもらいました。
約半数の学生が回すことに成功しましたが、できなかった人も、"コイルを持って帰っていいですか"と、ものすごい熱意を感じ、私の方が関心させられました。
今回はわずかな時間でしたが、もっと機械電気工学科のことが知りたい場合は、オープンキャンパスなどに参加してください。
皆さんの来学を心待ちにしています。
★機械電気工学科 助教 若林大輔☆