本学科では、機械・エネルギーコース、および自動車・ロボットコースの学生を対象に、3年次において、二重管熱交換器の実験を実施します。
ここでは、エアコン(室内機、室外機)、自動車(エンジン冷却、ラジエータ)、ボイラー(火力発電所用)、給湯器などの各種機器に用いられている熱交換器の基礎を実験にて経験・体得します。
実験では、二重管の内管にお湯(60°)を流し、外管に空気(大気温)を流して、お湯と空気の間の熱移動量を温度計測値から算出し、熱交換性能・伝熱特性を確認します。また、実験値の解析から熱交換機の設計に不可欠となる熱伝達率などを算出します。
関係する講義科目:伝熱工学、工業熱力学、流体力学、エネルギー工学
実験担当:園田教授