Topics2015/12/21

【講義】社会参画実習1での発表会(選考会)(H27年講義開講、一年生対象)

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講義における学生の活動の様子をお伝えします。


一年生対象の社会参画実習1(月曜・3限)は、本学が掲げる「人間力」を育む講義の一つで、地方自治体(大分市など)の身近な課題に対してチームで課題の整理や根拠ある提案などに取り組みながら、学科の異なる学生でチーム活動を行い、社会・地域で必要な人間力や社会人基礎力の向上を図る講義です。



本講義では、工学部と経営経済学部それぞれの学生からなる少人数のチームを組み、以下の身近な課題に対して調査し、議論を行い、その課題解決のための提案を行ってもらいます。

地方自治体(大分市など)の身近な課題
・ゴミ捨てに関するマナーと減量・リサイクル
・自転車のルール・マナー
・選挙権の18歳への引き下げ
・特殊詐欺の撲滅
・若年者の就業問題



本講義で初めて会う他学部の学生とチームを組むことで、最初のころは緊張や恥ずかしいといったことでチームとしてまとまりに不安があったが、課題解決という同じ目標を掲げ行動を起こすことにより、徐々にチームとしてのまとまりが出てきました。
数回の講義で、課題の現状を把握するために文献調査や自治体職員への聞取り調査を行ったり、口頭発表を行うためにWORDを使用したレジメ(レポート)作成やPowerPointを使用したスライド(発表原稿)を作成しました。加えて、課題解決のために何ができるのかを各チームで考えてもらいました。



本日(12月21日)、これまで各チームが行った取組についてPowerPointを使用し口頭発表を行いました。
発表時にチームの連携が取れていなかったり、紙を見ながらの発表にはまだまだ改善の余地はありますが、大学一年生と思えぬ堂々とした発表だったと思います。
WORDによる文書作成、EXCELによる表計算・グラフ作成、PowerPointによる発表資料の作成を行えるスキルを講義を通じて実践的に使用できており、且つチームとしての何をすべきなのか何ができるのかを考え、実践できていたのではないでしょうか。ここで学んだことは、大学4年間はもちろん、社会人になったときに必ず活きてきます。大学4年間に、更なるスキル向上を目指してもらいたいと思います。



本発表会で特に優れていたチームは後日、地方自治体関係者が出席されている場で再度発表を行ってもらいます。



写真は発表会の様子です。
工学部機械電気工学科の若林と経営経済学部経営経済学科の古川准教授が受持つクラスの各チームを掲載しています。


★機械電気工学科 助教 若林大輔☆