地球環境に優しいエネルギー源として、温泉熱を熱電変換して発電する熱水発電装置を研究しています。平成27年度の機械電気工学科の卒業研究テーマとして、ペルチェ素子100個を使った発電装置を検討しています。

卒研テーマ：熱水発電装置の基礎研究
担　　　当：井上　聖也
内　　　容：熱電変換素子として市販のペルチェ素子とヒートシンクを組合せた発電モジュール100個を使った直流発電装置を製作し、発電特性を調べます。現在、発電装置を製作組立中です。熱水と冷水を発電装置内に流すことにより400～500Wの直流発電を計画しています。今年度は、発電装置を本学キャンパス内の温水設備に仮設置して、試験発電を行います。

熱水発電の原理を学ぶと共に、卒業研究生自ら学科内の工作設備を利用して、材料加工や装置組立を行い、“理論”と“ものづくり”を体得しています。